バイクバッテリー

再生バッテリーでも使い方次第で充分長持ちします

新品バッテリーの寿命は車の場合でも2~3年くらいで、バイクでは1~2年くらいでしょう。今までは破棄になっていたのですが、再生の技術が向上してリサイクルバッテリーがたくさん出回るようになりました。実際に使ってどうなのでしょうか? 新品と比べて寿命とかはどうなのでしょうか気になるところですね。

リサイクルバッテリーはメーカーと政府が手を組んで地球環境保護の視点からも考えられた、とってもしっかりしたシステムの中で再生されています。新品と同じ厳しい通電試験に耐えるテストをクリアしていますので品質は高いと言えます。寿命が来た使用済みの古いバッテリーは硫酸鉛の結晶が電極にこびり付きます。これをサルフェーションと言いますが、これが原因で寿命が来た場合に硫酸鉛を除去できればバッテリーは再生出来るのです。しかし、中には再生バッテリーは安全なのか?、新品より劣らないか?と考える人もいると思いますが、新品と比べてなんら問題はありませんし、逆に新品よりも性能がよい場合もあるのです。価格の安さも魅力ですから、予備として持っていればいつでも交換も可能です。

肝心な点は「使い方」です。新品であろうと再生品であろうと、使わないで長期放電状態にしたり、規格に合わない過充電をしたり、充電を怠ったりすれば、いくらでも寿命を短くしてしまいます。バッテリーに負担になるようなことを避ければ、再生バッテリーも充分に働いてくれますので大切に扱うようにしてください。

バイクのバッテリーにはどんな種類がある?

バイクのバッテリーには開放型と密閉型(MF)メンテナンスフリーがあります。以前は開放型が主でしたが最近では車種も増え、コンパクトなものやメンテナンスフリータイプが主流になりつつあります。先ず開放型の特徴として、走行中などにバッテリー内部で発生するガスが排気口から出て行きます。水が電気分解や蒸発でバッテリー液が減るのでコンスタントに補充する必要があります。6ボルトと12ボルトがあります。

MFメンテナンスフリーの特徴ですが、走行中にバッテリー内部で発生するガスを極板で吸収出来るのと、バッテリー液を綿状のセパレーターに染み込ませて余計な液を無くすことで密閉型に出来たものです。蒸発しないので液が減りません、これで液の補充をしなくて済みます。もし、過充電でガスがたくさん発生しても安全弁から外へ逃がしてくれるようになっています。メンテナンスフリーは6ボルトは無く、すべて12ボルトとなっています。基本的に繊細なので、フタを開けたりしてはいけません。又、充電に関しては注意が必要で、やり方を間違えると寿命も短くなりますので充分に気をつけてください。また電解液を入れてから使用するのを液別タイプ、はじめから電解液が入っていて充電済タイプがあります。液別タイプは自分で電解液を入れて使用します。

補足ですが、6ボルトの車種に12ボルトは付けれません、逆も不可能です。ほとんどのバッテリーには容量が書いてありますが、それとかけ離れた容量のものを使うと故障の原因となります。それと開放型のバイクには開放型、密閉型のバイクには密閉型が望ましいです。フレームなどサイズが合わないこともありますが(密閉型は開放型より小さいので載せることは出来ますが)寿命が短くなる恐れがあります(密閉型は過充電に弱い)ので、あまりお勧めは出来ません。

バイクのバッテリー規格の違いを知ろう

バイクのバッテリーの規格はJISで定義されています。バイク用は種類が3つあります。ポピュラーなメンテンスフリー型です。「AB ○ ○4 B-BS(AC) ○」最初の2文字のアルファベットはメーカー記号で、3つ目の○は性能区分です。4つ目の○と5つ目の数字はバッテリーのサイズ、6つ目アルファベットが端子の位置、7つ目と8つ目のアルファベットは充電の状態が書いてあります(BS=充電済み、AC=未充電)10個目の○は端子形状となります。

普通の開放型。「○○N○○A-○A-1」最初の○○の数字は公称電圧でボルト数です、6か12になります。次のNは開放型電池の普通型を表します。次の数字○○とAは外形寸法を表しています。ハイフンの後の数字とアルファベットは端子の位置(1~6)とガス排気口の位置(A~D)。最後の数字は端子形状の異なる場合に区分別けわけされている数字です。

高性能の開放型。これは始動時の性能を高くしたものです。メンテナンスなどは普通型と同じです。「AB○○-LA-2」最初のアルファベット2文字は開放型電池の高い性能を表す記号です。6ボルトの場合はアルファベットの前に6が入ります。12ボルトの場合は無記入です。次の○○数字は外形寸法、続いてのLは端子の位置、Aはガスの排気口の位置(A~D)最後の数字の2は端子形状が異なる場合の区分です。頭のアルファベットはBXはJISによる表示で、メーカーによって記号が変わっているのがありますが、基本的に同じ規格のものです。規格の違いは車種によってあてはまるかどうかが基本になります。

バイクのバッテリーを廃棄する時の注意

バッテリーは昔と違い、今ではリサイクルが可能です。100パーセントリサイクルになっているとの事です。寿命が来て破棄する場合はいくつかのルールがありますので必ず守るようにしましょう。

バッテリーは原料に鉛を使っており普通のゴミではありません。回収してくれるところを知っておくことが大切です。例えば、ディラー、バイクショップ等の用品店、ガソリンスタンド、バイク店や自動車などの整備工場、自動車電装工場へ持っていけばいいです。そこで購入した、してないは無関係です。販売店などで売られたバッテリーはリサイクルとしての義務があるので必ず回収してくれます。リサイクルシステムは国とメーカーがしっかりと定めたルールなので無料で回収してくれるはずです。もし有料ならただの手数料を無駄に取られるようなものですので、しっかりたずねてみるといいと思います。 

普通のゴミとして破棄してはいけないルールとは、電解液は希硫酸です。希硫酸が普通ゴミで捨ててあると考えればわかると思います。服についたら穴があきます。ゴミを回収する人が浴びることになってもいけません。あと、鉛は毒であり資源でもありますので、正しいところに戻すのが筋です。以前はよく不法投棄の中にバッテリーが多くありました。回収やリサイクルのシステムが出来上がっていなかったので、回収に費用がかかるのが一番の原因だったと考えられます。現在はシステムがしっかりしてますので安心してリサイクルに出しましょう。

バイクのバッテリーが復活するとどうなる?

バッテリーは充電することで復活しますが、充電が不可能な状態になったら寿命です。こうなったらもう新しい物と交換してあげて下さい。たとえ充電出来てもすぐに電圧が下がるようでしたらもう復活は望めません。液も補充の為にするものですから、新たに入れ替えなどしても意味がないと言う事になります。バッテリーは使用しないと放電が続き、この状態が一番寿命を短くしてしまうようです。使用しながら放電と充電を繰り返すほうが長持ちするので、ちゃんと充電できればしっかり復活してくれます。これはバッテリーが常に元気である為に大切なことです。

バッテリーが復活してよみがえれば多くのメリットがあります。何よりも安全確保が向上しますね。バイクは整備が充実していればそれだけでトラブルや事故を遠ざけてくれます。バッテリーが元気ならセルはしっかり回るし、メーターのランプ類も見やすい。ウインカーもしっかり点滅して、ホーンもしっかり鳴る。ブレーキランプもわかりやすいし夜はヘッドライトが元気に明るく照らしてくれます。

こういった事柄は当たり前のような話なのですが、バッテリーが弱いとそれだけで運転に余計な気をつかいストレスにもなります。ヘッドライトが暗いとかウインカーが消えそうな状態だと運転に集中出来ませんし安全運転も出来ません。それに周辺にも迷惑かかかることもあります。自分が気持ちよく運転出来ることもは何よりの安全確保になりますので良いことずくめです。

バイクのバッテリーは通販と店でどっちがトクか

トクと言うのはとにかく安いほうがいいのか、それとも後々おトク感があるのかで違いを考えてみましょう。値段だけで考えれば断然通販の方が安くつくでしょう。インターネットで探せば情報量も価格の差も充分に調べて検討できますから、急ぎでない人はもってこいでしょうね。送料込みもありますから安いのを狙ってる人はよいと思います。それにバッテリーを自分で交換出来る人にはうってつけだと思います。合理的な方法をとるなら通販がベストです。

他にホームセンターでも探してみるといいと思います。種類はそんなに扱ってないかもしれませんがショップよりは安めです。ただし交換や取り付けはしてくれません。これも自分で取り付け出来る人にはお勧めします。

それに対してバイクショップで購入するのは、バッテリーを自分で交換できない人には良い選択です。それにバイクショップの方々と馴染みになればいろいろと面倒みてくれることや、後々のサービスなども期待できそうですね。ただしバッテリ自体の値段は定価に近いもので、取り付けてもらう工賃など含めると決して安くないかも知れませんがバイクライフを長く続ける人には、ショップはよきパートナーになってくれるのは間違いありません。

バイクに疎い人は勉強にもなりますし、お金で買えない楽しさも教えてくれることもあります。絶対にどちらがトクなんて決めつけないで、自分に合った方法で楽しみながら自由に選択するのが一番おトクでではないでしょうか。

バイクのバッテリー激安商品のメリットとデメリット

激安バッテリーは、元々「激安」の商品なのか、メーカーの都合でそれなりの商品が「激安」となっているのかを知ることが大切です。あまり名も知れないメーカの激安バッテリーは「粗悪品」も多いです。こんな商品を売るのはバッテリーのことを知らない人に「安いからいいだろう」といって売りつけて儲けようとする販売店の仕業と考えてしまいそうですが、粗悪品でない激安バッテリーも存在するのも事実です。正規のバッテリーは高すぎだという声があるのも事実ですから、よくよく探すことが大切だと思います。

粗悪品のデメリット例ですが、品質が悪いので充電が不可能になることがある。容器が熱で膨張してくる(これはとても危険です)また膨らんだままでフレームから取り外せないといったこともあります。続いて液漏れです、そして寿命が通常の約半分。いいとこは無しですが、メリットを上げるとしたらおよそ三分の一の価格で購入出来るといったところでしょうか。要は当たり外れが多いと考えればよいかと思います。5個のうちまともなのは3個だとか、そういう見解でよいと思います。しかし、安いのを沢山購入して、マメに取り替えるといった使い方をする人にはいいかもしれません。

他にリサイクルされてるバッテリーは激安商品も多いようです。バッテリーは100パーセントリサイクル出来るので、そこから探すのもいいおもいます。ただしバイクの場合は大きさや形が車種によってまちまちなので、よく調べて探してから購入するようにしてください。

バイクのバッテリーの価格の差には理由があります

バイクのバッテリーの価格の差には一般的に国産とか輸入品とかがあります。他には密閉型で蒸留水を補給しなくて済むものや、内部の鉛電極の鉛メッキの厚さなど。その他には有名メーカとしてのブランドの差があります。

バイクのバッテリーは思ったより高価だったと言う声を聞きますので価格の差は大いに気になるところでしょうが、やはり安いのは粗悪品も多いのが現状のようです。基本的には日本のメーカーが海外(韓国や中国などのアジア)で生産しているものは日本の基準をクリアしているので安心と言えるでしょう。信頼、価格、性能のバランスでご自身の納得できる物を見つけることが大切です。その為にはよく調べて、安いという理由だけに走らないように気をつけましょう。

そもそもバイクのバッテリーは設置する場所がバイクの車種(フレームなどの形状)によって大きさや形が統一しにくいものです。したがってバイクの流行やデザインで軽量化などの手間、コンパクト仕様等でバッテリーのデザインも様々な変化を求められます。そしてそれは価格にもそのまま反映されるということになります。他にもリサイクルや回収のコスト、または管理や保管(劇物の取締りの資格者)が必要になりますので、そのあたりも価格と関連していると考えられます。

あと、バイクのバッテリーは同じ規格で同じ製品でも販売店舗などで全く価格が違う場合があります。これは単なるその店にとっての適正価格であるのが答えなのですが、ともすると倍近く価格に差がある店もあるので、購入する製品が決まったら出来るだけ安い店を探すことをお勧めします。

バイクの運転中や外出中にバッテリーが上がったら

バイクの運転中にバッテリーが上がるとどうなるのでしょう?もしバッテリーが上がったら基本的には「乗れない」と考えてください。どうにかエンジンがかかってもウインカーやライトなどが動かなければ完全に「整備不良」で交通違反に当てはまります。乗って警察にとめられたら反則金の対象です。セルモーターの回りが鈍くなったと感じてきたら早々に手を打っておくことが大切です。

あと、運転中にバッテリーが上がるとエンジンは止まる?止まらない?と、色々な意見があります。実際にエンストすることもありますね。バッテリーが上がればセルモーターは回りませんからエンジンはかかりません。キックの付いてないバイクはお手上げです。ギアやクラッチのあるバイクなら押しがけが可能ですが、スクーターのようなバイクでは押しがけは出来ません。そして夜間などはライトが必要なので点かないと非常に危険で、大きな事故にも繋がります。

バイクは車に比べてエンジンが止まっても押してその場から逃げれるので道路の真ん中で立ち往生になることはあまりなさそうなのですが、バッテリー上がりでエンジンがかからない場合には目的地や家までバイクを押して行かねばならないこともあります。原付あたりのスクーターなら押して歩くのもなんとかなるかも知れませんが、大型や中型でもキックの付いてないバイクがありますので押しがけ出来ないバイクはお手上げです。気をつけましょう。どちらにせよそんなことにならないようにしたいものです。

バイクのバッテリー寿命は扱い方で長くも短くもなります

最近のバイクのバッテリーは昔に比べてずいぶん性能もよくなり、安心して一定期間は充分に使えるものが多くなりました。しかし使い方次第で寿命は長くも短くもなりますので、せっかくですから長持ちさせる方法を考えてみましょう。

バイクの車体自体よりもバッテリーは保証期間が短いのが普通で、例えばバイクを新車で購入してもバッテリーのほうが早く寿命が来ます。新車を買ったのにバッテリーが壊れたといってもバイク本体とバッテリーは全く別扱いですね。タイヤも同じですね。タイヤを長持ちさせるのは難しいかもしれませんが、バッテリーはちょっとしたメンテナンスで寿命を延ばせますのでやってみてください。

先ず「バッテリーはほっといても勝手に放電する」ということを知ってください。バイクに乗らないで6ヵ月もすれば完全に放電して動かなくなってしまいます。注意ポイントとして「長期間乗らない」のはよくありません。そして特に冬の間乗らない場合は月に一回充電をしましょう。あと「電解液の量」をマメにチェックしましょう。減っていれば蒸留水を補充してください、電解液は特に夏場はよくチェックしてください。電解液が減っていると供給できる電力が減り、その状態でセルを回し続けるとバッテリーとしては致命傷なダメージを受けてしまいます。こうなってしまうとバッテリーは壊れてしまいどうにもならない場合が殆どです。

無茶な扱いをせずに大切に扱えばそれなりに働いてくれますから、その辺りを気をつければ大丈夫です。